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脳からきれいをアシスト! セラピストが作った“効く”植物コスメを集めてみました①

by 柏谷 麻夕子2016.05.17

kokode Beauty(オリジナル)

人気コラム「美容家がつくるコスメ」のスピンオフ連載です。

精油や薬効高い植物の力で、肌・体・心のストレスを癒して根本から健やか肌に導く植物コスメ。

なかでもひときわ魅力を放ち、信頼をよせずにはいられないコスメがあります。

そのひとつが、現役の自然療法家がつくったコスメ。
精油や薬草へのこだわりはもちろんのこと、クライアントに実際に効果をもたらすことを重視した植物コスメは、ただならぬ存在感と肌実感。

日頃さまざまなアイテムを試しているからこそ、「早くあれを使いたい!」とつい思い出してしまうのです。

今回は、植物療法士でもある柏谷が愛してやまない、セラピスト生まれのコスメを紹介します。

第1回目は、アロマテラピースペシャリストの日下部知世子先生による「ラ ニュイ ドゥース」

フランキンセンスが主役の美容オイルです。

ラニュイドゥース(f)
ラ ニュイ ドゥース フェイ美容オイル F  30ml ¥12,000/インターブレイン
つくったのは日本のアロマテラピーの第一人者、日下部知世子先生。

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日本ではいち早く、1970年代より植物療法とアロマテラピー、フランス仕込みの香水の調香法を学ぶ。仏アロマテラピーの巨匠、故ジャン・ヴァルネ博士に師事し、正式な継承者と認められた日本で唯一の人。精油コスメの開発や国内外のスパのプロデュースを多数手がける重鎮。

 

メインとなる精油はオマーン産のフランキンセンス。

フランキンセンスは樹脂が固まったもので、乳香とも呼ばれます。

聖書に出てくる東方の三賢者が、イエス・キリスト誕生のお祝いに捧げた3つの品のひとつで、現在も神事の際に焚かれたり、薬としても使われる貴重なもの。

産地によって香りも成分もグレードも異なり、中でもオマーンのある地域のみで採れる野生のものは最高級。

古代から黄金と同等に扱われてきたのだそう。

美容的には、肌の炎症をおさえる働きやダメージを修復する作用が有名。

アンチエイジング精油の代表格です。

フランキンセンス現物
↑フランキンセンスの樹脂。

「精油は300以上もの芳香成分から構成されていますが、オマーン産フランキンセンスは抗酸化・抗炎症作用があるα―ピネンという成分がとても豊富。

一般的なフランキンセンスの2倍以上含まれているのです。

特に、ドファール産の『ホジャリ』と呼ばれる青みがかったものは、経口薬としても使われています」(日下部先生)

2kgの樹脂からわずか8mlしか抽出できない希少性もさることながら、驚くのは日下部先生自らがオマーンや南フランスでの蒸留を管理していること!
「精油は蒸留の温度や時間でも成分の含有量が変わるので、欲しい成分がいちばん多いタイミング、バランスもいちばんよいタイミングを見極めています。

スカイプのようなデジタルツールで状況を確認しながら、蒸留所に指示を出すのです。フランキンセンス樹脂の採取や選別も、現地で私がやっているんですよ」。

フランキンセンス蒸留

↑フランキンセンス精油をつくっている南フランスの蒸留所。日下部先生が精油製造の指導をしているオマーンの政府要人も同行。

日下部先生はサラリと仰るけれど、そこは気温50度にもなる灼熱の砂漠地帯

軽い気持ちと装備で行ける場所ではありません。

過酷すぎるエリアに自ら足を運んで原料を採り、選別して、蒸留行程も厳しく管理。

そうして貴重なフランキンセンス精油を得たら、次はブレンド作業。

より肌や体を整え、精神的な疲れまで癒し、エイジング効果が高いトリートメントオイルに仕上げるために、1滴のレベルまで黄金比を探り、相乗効果の高い精油を緻密に組み合わせます。

 

そんな気が遠くなる作業のはてに生まれたのがこの「ラ ニュイ ドゥース」、フランス後で「静かな夜」という名のオイル。

フランキンセンス以外の精油も、ほとんどが日下部先生自らが現地で蒸留を管理する肝入りのもの。

OEM会社に外注すればオーガニックコスメも簡単に作れる時代において、このこだわりぶりはまさに唯一無二!

一般的な精油配合コスメのおよそ10倍の精油を入れたというこのオイル、香りはふくよかで透明感があり、爽やかなのにいつまでも感じ、精神がすーっと浄化されるよう。

まさに脳からチューニングされる実感です。

実際、精油成分が嗅覚細胞から脳に直接届き、自律神経を整えます。

オイルとは思えないほどサラサラで、むしろ化粧水のようにすうっと入っていくのは分子量が小さい証し。

軽やかなのに濃く、爽やかなのに脳髄まで響く不思議な感覚が、慌ただしい毎日で忘れがちな「自分を慈しむ気持ち」を思い出させてくれます。
そして、スキンケアはこのオイルだけ、ファンデーションはフォーマルなシーン以外では塗らないという日下部先生の肌は、思わず見入ってしまうほど若々しくてツヤツヤ

とても50度の砂漠で過ごしているとは思えません!(お年を聞いて2度びっくり!)フランキンセンスの力をまさに体現されています。

特別な香りでストレスから体と心を解放し、アンチエイジングトリートメントもできる嬉しいオイル。

雑念が浄化されるような香りに包まれながら眼をとじると、オマーンという異国の美しい夕焼けも目に浮かぶようです。

1日の終わりに自分をめいっぱい慈しむ、そんな時間を習慣づけたいものですね♫

「ラ ニュイ ドゥース」の詳細はこちら→http://chiyokokusakabe.com/product/la-nuit-douce/

柏谷 麻夕子

美容ライター。植物療法士、メノポーズ(更年期)カウンセラー等の資格をもち、スキンケア全般やインナーケア、オーガニックコスメなどの記事を、雑誌やweb、PR媒体などで執筆。アロマやハーブ、そして女性のからだの知識をいかし、イベントや講座も(ときたま)開催。1男2女の母で「毎日、1人運動会状態!」

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